【読了】TVピープル【感想】
TVピープル読み終えました。
あらすじ
不意に部屋に侵入してきたTVピープル。詩を読むようにひとりごとを言う若者。男にとても犯されやすいという特性をもつ美しい女性建築家。17日間一睡もできず、さらに目が冴えている女。―それぞれが謎をかけてくるような、怖くて、奇妙な世界をつくりだす。作家の新しい到達点を示す、魅惑にみちた六つの短篇。表題作「TVピープル」のほかに、「飛行機―あるいは彼はいかにして詩を読むようにひとりごとを言ったか」、「我らの時代のフォークロア―高度資本主義前史」、「加納クレタ」、「ゾンビ」、「眠り」。生と死、現実と非現実のあいだの壁が取り払われて、さて何が起こるのか。小説の領域を一挙に拡大する作家の、新しい到達点を示す。
村上春樹さんの作品の1つになります。
村上春樹 Haruki Murakami 新潮社公式サイトwww.shinchosha.co.jp
今年のノーベル文学賞も惜しかったですね。
「ノーベル文学賞のたびにがっかりされて...」 毎年「逃す」報道の村上春樹が「可哀想」(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュースheadlines.yahoo.co.jp
私は生粋の村上春樹好きです。
村上春樹好きです!
そうなにを隠そう村上春樹が好きなんです
1番最初に読んだのはノルウェイの森でした。
あれを読んだときは色々と衝撃的だったな
色んな意味で、、、
1番好きなのは海辺のカフカです。
他の作品よりは幾分読みやすい気がします(それでも謎ばかり)
皆さんも読んでみてください
では内容に入っていきましょう
【内容】
TVピープルから始まる6つの短篇からなります。
全体的に村上ワールド全開の作品達ですね(褒め言葉)
全部の内容紹介してると日が暮れるので
題名でもあるTVピープルの紹介をしていきます。
不意に部屋のなかにTVピープルがTVを運んで来ます。
TVピープルは人間を縮小した小さな人であり、無駄のない動きでTVを置いて、点検して消えていきます。
作品のなかでTVピープルは主人公しか認識できておらず(他の人の視界には入っているが居らぬものとして扱われている)、
主人公の部屋以外にも会社の会議室にも出現する。
TVピープルは出現から消えるまで一貫してTVを運んで設置することだけを考えています。
どこに置けば適切なのか
しっかりと作動するのか(作動してもずっと砂嵐です)
TVピープルが主人公の自宅にTVを置いて
数日経った後TVピープルから突然「もう妻はダメだから帰ってこない」と言われ物語は終了します。
【感想】
さすが村上ワールド、、、
意味わからん。。。(いい意味で)
たびたび出てくるこの妖精みたいなやつはなんなんでしょうね。
1Q84のリトルピープルみたいなやつ
TVピープルがTVを置いていって、
妻が帰ってこないと言われるまでの関連性とか
そもそもなぜTVピープルは認識しないものなのか謎が深まるばかりですね
まだまだ私がこの話を理解するのには
時間がかかるのかもしれませんね
あるいは理解しようとすること自体が
ずれているのかもしれません
【総括】
むずかしい
よくわからん
でも好きです村上春樹さん
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